巾木の予防掃除としてマステを貼る方法をご存知ですか?
私はこの予防掃除の方法を知って、今の家に引っ越した際に真っ先に巾木のマステ貼りを行ったのを覚えています。
しかし、これで掃除が楽になると安心し、数ヶ月も放置してしまいました。
そのため、気がついたらマステが黄ばんでカピカピになっていてショックを受けた経験があります。
慌てて巾木のマステを剥がそうとしたらなかなか綺麗に剥がせず悲惨なことになってしまいました。
私のように予防掃除として巾木にマステを貼って放置してしまった方のためにマステの剥がし方や、そもそもどうして予防掃除として巾木にマステを貼るのかをお伝えします。
また、巾木の掃除方法もご紹介していますので参考にしてくださったら嬉しいです。
巾木にマステを貼る予防掃除とは
予防掃除の方法について調べていると、巾木にマスキングテープを貼る方法が数多く出てきます。
方法は巾木にマステを貼るだけです。その手軽さからこの方法を取り入れている方がたくさんいるんですね♪
マステを貼る際は、汚れや埃を取り除いた後に貼ってください
この方法は、私も今の家に引っ越した際、家具を搬入する前に行った予防掃除のうちのひとつです。
家中の巾木にマステを貼る作業は想像以上に時間もかかり大変でした。
ですが、これで掃除が楽になるのならと必死に貼ったのを覚えています。
ご存知の方も多いかと思いますが、マステはホームセンターや百均などで安価で購入できます。
私はマステをホームセンターで購入しました。ホームセンターだと5個入りや10個入りなど複数個のセットで販売されていることが多いです。
複数個セットのマステはコスパもよく、貼る場所が多い時にとても助かりました。
巾木にマステを貼る理由とは
まずは、巾木の役割をお伝えします。
私はなんで巾木があるんだろうと疑問でしたが、巾木の役割を知って、しっかりとした理由があるんだと納得しました。
巾木がなかったら壁が傷ついていたかもしれないと思うとゾッとします。
そんなありがたい存在の巾木ですが、気がついたら埃が溜まっていたり汚れがついたりしてしまうことがあります。
しかしマステを貼ることで汚れや埃がつくのを防いでくれるのです。
更にマステの表面はサラサラとしているのでマステの上に埃がついてしまっても落としやすくなります。
マステは色の種類が豊富ですので、巾木に合う色が見つけやすいのも魅力のひとつです。
ちなみに我が家は壁も巾木も白いので白いマスキングテープを使用しました
巾木のマステは頻繁に交換を
巾木の予防掃除をしたことにすっかり安心しきった私は、完全に巾木の掃除をサボっていました。
マステを貼ってから数ヶ月して、ふと気がついたら白かったはずのマステがカピカピになって黄ばんでいる……。
特に、日当たりが良い場所に貼ったマステは黄ばみがひどくてびっくりしました。
流石にマステを交換しなきゃと剥がそうとするとうまく剥がれずマステが残ってしまいました。
おそらく、数ヶ月も放置せずに頻繁にマステを交換していればこんなことにはならなかったはずです。
私はなんでしっかり交換しておかなかったんだろうと、ものすごく後悔しました。
ですので今現在、巾木にマステを貼っている方は頻繁にマステを交換することを強くおすすめします。
巾木に貼ったマステの剥がし方
予防掃除のためにせっかく貼ったマステが綺麗に剥がれないのはショックですよね。
もしかしたら私のように数ヶ月放置してしまった方もいるかもしれません。
そこで、私が実際に巾木に貼ったマステを剥がす際に行った方法をご紹介します。
ただし、貼っていた場所が多いと作業に時間がかかってしまうため、時間に余裕がある時に行うことをおすすめします。
かなり時間がかかるため、実は私も少しずつ作業を進めている最中です
消しゴムを使う
うまくマステが剥がせたと思っても、意外と粘着面は残ってしまいます。
そのような場合は、市販の消しゴムでこすってあげるとだいぶ綺麗になります。
我が家では、粘着面部分のみが残っていた箇所は消しゴムで擦るだけで綺麗に落ちました。
消しゴムなら安価で手に入りやすいので助かりますよね♪また、家に消しゴムを常備されている方も多いかと思います。
私も家に何個か消しゴムがあったので、すぐに作業に取り掛かることができて助かりました。
消しカスの掃除は少し手間がかかります。ですが比較的手軽にできるので紙部分が残らずに剥がせたマステ跡にはおすすめの方法です。
ハンドクリームを使う
日焼けしてカピカピになったマステはノリどころか紙の部分すらうまく剥がせません。
我が家の巾木に貼ったマステの大半はまさにこのパターンでした。
カピカピになったマステは消しゴムで擦っても全く効果がありません。そこでシール剥がしの代わりとして有名なハンドクリームを使用する方法を試してみました。
まずは剥がしたマステの上からハンドクリームを塗り込みしばらく放置します。その後、軽く擦ってマステを剥がし、ハンドクリームを拭き取るだけです。
ハンドクリームに含まれる油分が粘着力を弱めてくれるためマステが剥がれやすくなるようです。
我が家のカピカピになったマステはハンドクリームでなんとか紙の部分を剥がすことはできました。しかしその後消しゴムで擦ってもあまり綺麗にはなりませんでした。
変色していなくて紙の部分は綺麗に剥がれたマステと、黄ばんでしまい紙の部分すら綺麗に剥がせないマステだと粘着面のベタベタ具合が違いました。
黄ばんでしまったマステの方がベタベタ感が強かったので、その影響があったのかもしれません。
また、ハンドクリームの種類によって綺麗に剥がせる場合と剥がせない場合があるようです。
今回はたまたま家にハンドクリームがあったのですが、私は普段ハンドクリームを全く使用しません。
そのため「わざわざ他のハンドクリームを買って試してみるのもなぁ」と思い、ハンドクリームでマステを剥がすことは断念しました。
ですがシール剥がしの方法としては有名なので、家にハンドクリームがある方は1回試してみてもいいかもしれませんね。
シール剥がしを使う
結局、綺麗に剥がすにはシール剥がしが最も効果的です。
ただし、マステを貼った箇所が多ければ多いほどシール剥がしが大量に必要になるため出費がかさみます。
また、材質によってはシール剥がしを使用すると壁紙や巾木が傷んでしまったり、塗装が剥がれたりしてしまう可能性もあります。使用可能かしっかりと確認し、まずは目立たないところで試してみてください。
ご家庭によって巾木に使われている素材など状況が異なりますので、シール剥がしを使用する際は自己責任でお願いします。
我が家では全く問題なく使用でき、貼っていたのがわからないくらいとても綺麗にマステを剥がすことができました。
今残っているマステもシール剥がしを使って剥がしていこうと思っています。ただ、シール剥がしにかかる出費を考えると正直とても怖いです。
巾木の掃除方法をご紹介♪
巾木にマステを貼る作業は時間も手間もかかるので意外と大変です。
巾木にマステを貼っても頻繁に交換しなければいけないのなら、最初からマステに頼らず掃除をしようと考える方もいるかもしれません。
私もマステを貼り替える手間を考えると、マステを使っての予防掃除は諦めて普通に掃除をしようと考えています。
そんな方のために、ここからは巾木の掃除方法をお伝えします。
ハケで埃を落とす
床は毎日掃除機をかける方もいるかと思いますが、巾木は見落としがちですよね。
そのため気づいたら埃が溜まっていることが多々あります。
そんな時はハケを使って埃を落としてあげましょう。
ハケを使うと巾木のように狭いスペースでも簡単に埃を落とすことができます。
サッとハケで払い落とした後、床に掃除機をかけてあげると、巾木も床も綺麗に掃除できて一石二鳥です♪
お使いの掃除機にブラシ型のノズルがある場合はハケでなく掃除機を使用すると時間短縮になります。
汚れは重曹ペーストとメラミンスポンジで落とす
埃を落としても取れない汚れは重曹とメラミンスポンジで落としましょう。
重曹は色々な場所の掃除に使用できるので、すでにお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんね。私も掃除やコゲ落としによく使用しています。
重曹やメラミンスポンジはスーパーやホームセンターのほか、百均でも販売しているのでぜひ探してみてください。
- 重曹
- 水
- メラミンスポンジ
- 水拭き用の雑巾
- 乾拭き用の雑巾
重曹ペーストの作り方は簡単です。
重曹の割合3に対して水の割合は1になるように用意します。その2つを混ぜると完成です。
用意した重曹ペーストをメラミンスポンジにつけ巾木を軽く擦ると簡単に汚れが落ちます。
重曹ペーストを使用し擦った後は、水拭きをして残った重曹ペーストを落としてあげましょう。
最後に乾拭きをしたら完了です。
ただし巾木の上の方にあるコーキング部分は傷つきやすく、そこから汚れが入り込むこともありますので、擦る時にはあまり力を入れすぎない方が良さそうです。
また壁紙が削れてしまう可能性もあるため、壁紙は擦らないようにしてください。
まとめ
- 巾木にマステを貼るときは頻繁に交換する
- 黄ばんでしまったマステはうまく剥がすことができない
- マステが綺麗に剥がれなかった場合は消しゴム、ハンドクリームを活用
- それでもダメならシール剥がしに頼ろう
- 巾木はハケと重曹ペーストを使用すると綺麗になる
巾木にマステを貼ると埃や汚れを防いでくれるので掃除はグンと楽になります。
ただし、頻繁な交換が必要になってくるのでマステを交換する余裕がなかなかないという方には個人的にはおすすめしません。
マステ跡の掃除は本当に時間がかかるので、私自身も今現在少しずつ作業を進めています。
今後またマステを貼ろうと思い立つこともあるかもしれませんが、その際は今回の反省をいかしていこうと思います。
汚れがつきにくくなれば1回の掃除にかかる時間や手間が減ります。
予防掃除をしたからといって掃除の頻度を落とすのではなく、掃除が楽になるからこそこまめな掃除やマステの貼り替えなどのメンテナンスが必要になってくるのだと感じています。
私の失敗談が、今巾木にマステを貼っている方や、これからマステを貼ろうとしている方の参考になると嬉しいです。