私の実家では猫を飼っています。そのため実家に帰ると、必ず服やタイツなどが猫の抜け毛だらけになってしまいます。
服はまだマシなのですが、タイツには大量に抜け毛がついてしまい、なかなか取り除くことができないので毎回毎回取り除くのに苦戦します。
一度ついてしまった猫の抜け毛はなかなか取れませんよね。
特に黒やグレーなどの濃い色の服を着ている時はついてしまった抜け毛が目立ってしまいます。
猫を飼ったことがある方なら、同じ経験があるのではないでしょうか。
また、抜け毛をそのままにしてしまうと、猫の毛玉症や皮膚病の原因になってしまう可能性もあります。
自分の家族である猫が病気になってしまったら大変ですよね。猫のためにも抜け毛対策が重要です。
猫の抜け毛対策グッズをご紹介
猫は綺麗好きですので自分自身でグルーミングを行うことが多々あります。その際に抜け毛を飲み込んでしまうと胃や腸にたまってしまうこともあるのです。
飼い猫が毛玉を吐いていることを見たことがある飼い主さんも多いですよね。
私の実家で今現在飼っている猫は毛玉を吐くことはないのですが、昔飼っていた猫はたまに毛玉を吐いていたので心配していた記憶があります。
昔飼っていた猫は猫草をよく食べていたので、その影響もあると思います
ここからは猫の抜け毛対策で活躍するグッズをご紹介していきます。
猫用ブラシ
猫の抜け毛対策にはブラッシングが重要です。
ブラッシングをすることによって抜け毛の除去ができます。また抜け毛が絡まってできてしまう毛玉の予防にもなります。
代表的なブラッシンググッズといえば、猫用ブラシです。
ペットショップだけではなく、百均でも売っているので馴染みのある方が多いのではないでしょうか。
ブラシを使用してブラッシングをしてあげると毛にツヤが出たり、マッサージにもなるので一石二鳥ですね。
猫用ブラシには、ブラシについた抜け毛を掃除する小さな櫛が付属していることが多いです。そのため猫用ブラシのお手入れも比較的簡単に行うことができます。
実家の猫はブラッシングが好きなのか、猫用ブラシで撫でていると「ここもやってー」と自ら体勢を変えて様々な部分のブラッシングをおねだりしてきます。
グルーミンググローブ
抜け毛対策と言えばブラシを思い浮かべる方も多いかと思います。
しかしシリコンなどの柔らかい素材でできた突起が多くついた手袋タイプのグルーミンググローブという抜け毛対策グッズも存在します。
手袋タイプなので、いつものように優しく猫を撫でると突起部分に抜け毛が絡まる仕組みになっています。
私も以前使用していたことがあるのですが、グルーミンググローブに絡み付いた抜け毛はブラシタイプに比べて取りやすいと感じました。
端から剥がすと抜け毛が繋がって取れるのでシールを綺麗に剥がせたような爽快感があります。
ブラシタイプの場合は絡み付いた抜け毛を取るのが大変な商品もありますので、お手入れのしやすさを重視する方にはグルーミンググローブがおすすめです。
また、ブラシが苦手な猫でもグルーミンググローブだと普段の撫でられている感覚とあまり変わらず嫌がらないかもしれませんね♪
猫の抜け毛掃除にはコレがおすすめ
どんなに対策をしても猫の抜け毛を完全に防ぐことはできません。
気がついたらカーペットや床に猫の抜け毛が大量についているという経験があった方も多いのではないでしょうか?
一度ついてしまった猫の抜け毛の掃除はとても大変です。
ここからは少しは楽になるかもしれない、猫の抜け毛のお掃除方法をご紹介します。
ローラー型粘着クリーナー
カーペット掃除によく使用するローラー型の粘着クリーナー。柄が長いタイプや短いタイプなど色々な種類があります。
抜け毛が気になるけれどわざわざ掃除機を出してくるのは大変だというときにも気軽に使用できるのが助かりますよね。
カーペットだけじゃなく、フローリングに落ちている抜け毛も掃除したいという方もご安心ください。
フローリング用の低粘着の粘着クリーナーもあるので粘着クリーナーがフローリングに貼り付いて二度手間に……ということも避けられます。
私は以前勤めていた職場で床に粘着クリーナーを使用して大変な思いをしたことがあったので、この時にフローリング用があったら良かったのにと思い返すとこがあります。
その出来事以降は粘着クリーナーをフローリングに使うときはいったんカーペットを掃除して粘着力を落してから使用していたのが懐かしいです
ゴム手袋
普段の掃除の際に手が荒れないようにゴム手袋を使用される方もいらっしゃるのではないでしょうか。
実はこのゴム手袋も猫の抜け毛掃除に使用できます。
キャットタワーなどの掃除機や粘着クリーナーが届きにくい場所はゴム手袋を手にはめて撫でてみましょう。
そうすることでキャットタワーなどの繊維に絡まってしまっている猫の抜け毛が簡単に集められます。
ゴム手袋を使用すると細かいところにも届きやすく簡単に綺麗にお掃除ができそうですね♪
抜け毛集め用スポンジ
カーペットに入り込んでしまった抜け毛は簡単には取れませんよね。そんな時には抜け毛集め用のスポンジが大活躍してくれます。
専用のスポンジでカーペットを撫でると驚くほど大量の抜け毛が出てきます。
私も以前、ダイソーで販売されていた抜け毛集め用スポンジを購入し、実際にカーペットやこたつ布団に使用してみました。
使用してみると見た目では抜け毛があるのがわからなかった場所からもごっそりと抜け毛が出てきました。
あまりにも大量に出てくるのでビックリを通り越して楽しくなってしまいました。
父もこのスポンジが気に入ったようで、実家に帰った際にはカーペットに使用しているのをよく見かけます。
そこまで大きなスポンジではないので気づいた時に手軽に使えるのは助かりますよね。
猫の抜け毛がついた服を洗濯する時には専用グッズを
猫の抜け毛が衣服についてしまうとなかなか取れず苦労してしまいますよね。
取ったつもりでもまだ残っていてそのまま洗濯してしまった経験がある方もいるのではないでしょうか。
洗濯後にも残っていた抜け毛は、ついてすぐの抜け毛より取りにくいと個人的には感じています。
そのため洗濯後の衣服に猫の抜け毛がついているのを見つけた時には思わずため息が出てしまうことがよくあります。
しかも抜け毛がついたままの衣服と他の衣服を一緒に洗ってしまうと他の衣服にまで抜け毛がついてしまいますよね。
そんな洗濯の際のお悩みを解消してくれるグッズも存在します。
見た目は普通のスポンジと変わりないのですが、猫の抜け毛が取りきれていない衣服と一緒に洗濯機の中に入れ、洗濯するだけと簡単に使用できます。
このスポンジは洗濯機の中に浮いてくる猫の抜け毛を絡め取ってくれます。
マルカンの公式HPの中の動画では詳しい使用方法や仕組みが紹介されています。気になる方はぜひご覧ください。
実は私もこのグッズを購入し、母にプレゼントしました。洗濯の際は毎回活用してくれているようです♪
猫の抜け毛が多い時期を知ろう
猫の抜け毛が増える時期である換毛期は決まっています。抜け毛が増える時期をあらかじめ把握していたら準備がしやすいですよね。
ここからは猫の抜け毛が増える時期をお伝えします。
換毛期は季節の変わり目の年2回
猫は気温が大きく変化する季節に換毛期を迎えます。春先から夏にかけては硬くてしっかりとした夏毛に、11月頃にはふわふわの柔らかい冬毛に生え換わります。
猫も人間の衣替えと同じように季節によって毛の生え換わりで体温調節をしているんですね♪
確かに寒くなってきた時期に猫を撫でるとふわふわした柔らかい毛になっていて癒されますよね。
この換毛期は普段より抜け毛が多くなり、猫によっては10倍近い量の毛が抜けてしまうそうです。
ただし、近年完全室内飼いの猫も多くなっています。完全室内飼いで外の光を浴びる機会のない猫に関しては、換毛期の区分がなくなってしまい、年中抜け毛が多くなってしまう猫もいるようです。
あまりにも抜け毛が多い場合は要注意
通常の換毛期や、換毛期以外のタイミングであまりにも抜け毛が多い場合は注意が必要です。
上記で書いているように、換毛期の区分がなくなっている場合もありますが、病気によって抜け毛が多くなってしまっている可能性もあります。
皮膚が赤くなってしまっていたり、ブツブツと荒れていたりする時は念のため動物病院に連れて行ってあげましょう。
いち早く猫の異変に気づくためにも、猫の抜け毛の状態を日頃から気にかけておくことが大切ですね。
まとめ
- 猫の抜け毛をそのままにしてしまうと病気になる可能性がある
- ブラッシングをして抜け毛を取り除いてあげることが大切
- 抜け毛の掃除は専用品や粘着クリーナー、ゴム手袋を活用
- 洗濯の時に抜け毛を集めてくれるグッズもある
- 換毛期は年2回、季節の変わり目にくる
- あまりにも抜け毛が多い場合は動物病院へ
対策に悩みがちな猫の抜け毛ですが、いろいろなグッズを活用することでその問題も緩和されます。
猫の抜け毛の状態を確認しておくことで病気にもいち早く気づいてあげることができるかもしれません。
猫も飼い主さんもお互いに快適に暮らすために抜け毛対策はしっかりとしていきたいですね。